モデル園の近況

2019.05.26 Sunday

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    グリーンファーム宝塚西谷市民農園ホームページ


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    こんばんは、スタッフ2号です。

    代かき(シロカキ)。



    田植え。



    そして代かき。



    そして田植え。



    そしてそして代かき。



    そんな今日この頃です。
    残すはモチ米と酒米。ラストスパートです頑張ります。


    それにしても暑いですね。
    というよりも、雨が全く降りませんね。

    お米の田んぼは豊富な池の水があるので大丈夫ですが、



    畑のほうはカラッカラ。

    土が乾燥し過ぎて、畝を立てるのも一苦労です。



    畝を立てたそばから崩れてしまいます。

    カエルもよじ登れないほど脆い状態です。



    梅雨入り前に、何度かまとまった雨が欲しいところです。


    ではではモデル園の近況です。

    しばらく手付かずになっておりました。申し訳ございません。

    知らない間にタマネギの葉が倒れました。



    観察してくださっていた利用者さんによりますと、1週間ほど前に倒れていたということですので収穫適期です。
    情報ありがとうございました。助かります。



    6月上旬の収穫予定でしたが、トウ立ちすることもなく、病気でやられることもなく、大きさの揃いもまずまずだったので、「結果良し」としておきます。

    貯蔵用品種を収穫する際は、
    ・必ず晴れた日に収穫する。濡れたタマネギを収穫すると貯蔵中に腐りやすくなります。
    ・収穫後は、畝の上にでも並べて球を乾かす。何時間以上乾かす、とか、1日以上乾かす、とかいろいろ言われますが、球の表面の土が乾けばOKかと思います。わりとテキトーです。
    ・球は水洗いしない。土付きのまま貯蔵する。
    ・茶色い皮はめくらない。
    ・紐で結んで軒下などに吊るす場合は葉を長めに残す。短すぎると、貯蔵中に紐が抜けます。網袋などで貯蔵する場合は葉を1cm以上残す。短く切りすぎると、切り口から腐りだします。



    上手くいけば来年の2月頃まで貯蔵できます。

    あと、利用者さんから「球の形」について質問がありましたので。

    一般に、平べったい形は早生品種に多いです。また平べったいものは水分を多く含んでいますので、生食に向いています。いわゆる新タマネギと言われるものに多い特徴です。

    次に丸い形。これは晩生の貯蔵向け品種に多い特徴です。こちらは水分が少ないので、火を通して食べると甘みがあっておいしいとされます。モデル園はこのタイプです。

    ・・・そして縦長の形。残念ながらこれは生育途上(収穫が早かった)、またはトウ立ちしてしまった株に多い特徴です。
    何回も作ってるけど、初めてトウ立ちした、という方もいらっしゃいました。
    今季は暖冬の影響もあり、タマネギ栽培の難易度は例年より高かったようです。
    「(毎年言ってる気がしますが、)こんな年もある」ってことにしておきましょう。


    【ソラマメ】
    いつの間にか莢が膨らんでいます。



    筋が黒くなって、莢が枝から垂れ下がったら収穫適期だそうですが、少し早めに収穫したほうが薄皮も柔らかくて食べやすい気がします。



    素焼きにしてワサビ醤油で食べればマメ臭さもさほど気になりません。


    【じゃがいも】
    アンデス赤の花は紫色のようです。



    とりあえず5株分は花を摘み取って、残り6株は摘み取らずに放置しておきます。
    芋の大きさにどれくらい差が出るでしょうか。


    【トマト】
    いつの間にかトマトを植えています。
    激安の自根苗。
    「実生トマト」としか書かれていなかったので品種も不明です。(実生=自根)
    おそらく桃太郎トマトかと思われます。



    元肥(窒素・リン・カリ)は施していません。
    pH調整とカルシウム補給のために石灰だけ施しています。カルシウム不足は尻腐れの原因。

    トマトは苗段階で肥料を吸収し過ぎると、木が一気に大きくなって手が付けられなくなります。(=木の暴走)
    なので元肥は無しで、ゆっくり育てながら様子を見て追肥を行っていきます。

    追肥は畝間(谷の部分)に施す予定ですので、2畝に分けて育てています。


    昨年は1本仕立て(主枝の1本だけ)にしましたが、今回は2本仕立てにします。
    2本仕立てにする場合、1本目は主枝。
    2本目は、1番花房のすぐ下の葉から出る脇芽。



    これを伸ばして2本目にします。
    なのでこれ以外の脇芽は全て摘み取っていきます。


    【落花生】
    育苗中です。。。。







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    2019.04.30 Tuesday

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      こんばんは、スタッフ2号です。

      共同農具が破損等により不足気味になっています。
      繁農期にご不便をおかけして、申し訳ございません。
      農協に新しいものを注文しましたが、納品は10連休明けになるようです。
      今しばらくお待ちくださいませ。

      ついでに、意外と?ご好評いただいております、耕うん機の谷上げ器(培土器)。
      新たにHONDA機にも取り付けることにしました。
      こちらも早速注文しましたが、納品は10連休明けとのことです。

      ついでについでに、愛機の草刈り機がぶっ壊れました。



      こちらも部品は10連休明けじゃないと入らないそうです。

      そんなわけで有難いのか有難くないのか微妙な10連休、みなさま如何お過ごしでしょうか。

      さて、先日のブログに少し書きました早生の黒枝豆。
      何人かの利用者さんから、育ててみたいとのお問い合わせをいただいております。

      ちょうど、私も種まきをしたところです。
      一度に大量に播きすぎると収穫が大変になります。
      1週間ほどずらして、何度かに分ける予定です。
      とりあえず第1弾は700株分。



      気温が上がってきた今頃でしたら、畑に直播きも可能です。
      が、鳥に食われることもありますので、セルトレイかポットで発芽させてから移植するほうが安全です。

      もうひとつ大切なのが畑の排水。
      大豆類は苗の移植後、すなわち根の活着期。この時期に水が多いと簡単に根腐れしてしまいます。
      昨年、黒豆の産地が大打撃を受けたのは豪雨による根腐れが原因です。


      下佐曽利地区は山の谷間を切り開いた土地柄、年中湧き出てくる山水が厄介です。



      特に山すそに面した畑は、一年中水が溜まりっぱなしになります。



      こういう畑は、地下にパイプを埋め込んだり、または土の底に砕石を敷いて排水します。
      畑の底に何らかの排水対策をとること、これを「暗渠(あんきょ)」とかいったりします。

      まぁしかし、暗渠を作るってのはかなり大掛かりな作業です。とてもめんどくさくてやってられません。

      そこで、地下ではなく地表に溝を掘って排水してやること。これを「明渠(めいきょ)」といいます。





      特に畑の縁に明渠を掘ることを「額縁明渠」。
      この額縁明渠を施しておけば、ぬかるんだ畑の排水性はかなり良くなります。

      さて、もう何が言いたいのかお分かりかと思いますが、野菜を作る際の畝立て作業。
      これも考え方としては明渠と同じです。

      畝を立てる目的は排水のため。

      早生黒豆の定植が終わればあっという間に梅雨がやってきます。
      畝立て作業は重労働ですが、なんとか排水に強い畑を作ってください。
      排水のいい農園でも、15cm以上の高畝をオススメします。


      ではモデル園の近況です。

      夏野菜の準備です。

      堆肥(牛糞)を撒いて耕しました。



      ちなみにこちらは我が家の自家消費用の夏野菜畑。
      草抜きが面倒なので、すべての夏野菜にマルチシートを使います。





      土寄せができないとかいったデメリットもありますが、草抜きするよりはマシです。


      【ソラマメ】

      利用者さんから、倒伏防止用に紐を張ったほうがいいと教えてもらいました。
      さっそく実践します。



      その前に、モデル園では初登場の資材を使いますのでご紹介しておきます。



      「マイカ線」といいます。
      細い針金をポリエチレン樹脂で覆った紐。というかベルト、まぁ紐みたいなもんです。
      本来はビニールハウスのビニールを固定するのに使う資材ですが、伸縮しなくて丈夫という特徴がありますので、作物の倒伏防止によく使われます。

      支柱を立ててこれを張っておきます。



      新たに出た脇芽も摘み取ります。



      ソラマメって結構手がかかりますね。


      さて、令和に入ればいよいよ田植えシーズンです。

      はやくもスタッフ1号宅の田んぼには水が入りました。



      私のほうはまだこれからもう一回耕そうかという状態です。
      あせらずに、といきたいところですが少しあせってみます。

      モデル園の近況

      2019.04.26 Friday

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        菜種の花が満開。



        新緑も萌えはじめました。



        いよいよゴールデンウィークが近づいてきた感じですが、新緑の季節は田植えが迫ってきた合図でもあります。

        下佐曽利では、田んぼを耕すのもようやく一段落ついて、



        次はトラクターに便利なマシンを取り付けて、



        水が漏らないように畔際を塗り固める作業中です。



        この後、もう一回雑草を鋤き込み、そして水を入れて耕してやっと田植えができます。
        今の段階で作業時間的には1/3ほどが終わったとこでしょうか。

        田植えまであと2週間、待った無しです。


        さて、合間を縫って早生豆の畑と黒豆オーナーの畑も耕します。
        冬の間に谷上げ(畝立て)しておいたので、土もよく乾いています。
        少し乾き過ぎなような気もしますが・・・、この後堆肥を混ぜて耕せば水もちの良い土になっていくはずです。





        そんなわけでトラクターに乗りすぎです。
        そのうち痔になります。スタッフ2号です。


        さてさて、皆さんも夏野菜の準備に忙しくなる頃かと思います。
        どうもゴールデンウィークは雨がちになりそうです。
        土は必ず晴れた日に耕すよう、決して雨の日に強行しないようにご注意ください。

        濡れた土を耕してしまうとガチガチに固まってしまいます。
        ガチガチの土は水はけと通気性が悪くなり、根っこが上手く成長してくれません。

        モデル園の夏野菜はトマトを、あとは秋に収穫する落花生も植えてみますが、まだ堆肥すら撒いていません。



        焦らずにいきましょう。
        下佐曽利の気候ではゴールデンウィーク明けくらいの定植がちょうど良いくらいです。
        それまでになんとか、晴れの日に作業時間を作ってください。


        長くなりましたがモデル園の近況です。

        【じゃがいも(アンデス赤)】



        ようやく芽が出てきました。
        「芽だし」していない種芋でも、地温が十分上がれば発芽するということです。(植えた11株全てが発芽するまで偉そうなことは言えませんが・・・)

        今後は茎が鉛筆くらいの大きさになったら「芽かき」をします。それまではほったらかしです。
        が、葉が増えはじめた頃、乾燥した日が続くとアブラムシが着くことがあります。
        アブラムシは病気、特にモザイク病の原因とされます。モザイク病は治療法が無い厄介な病気です。
        アブラムシが多い場合は殺虫剤を使う、または手作業で小まめに潰す。何らかの防除をお願いします。
        牛乳を散布するといいという噂もありますが、そのあたりは私もよく知りません。


        【玉ねぎ】



        昨年の玉ねぎは、やや追肥が少なかったように思えました。
        なので今年は気持ち多めに追肥してみたのですが、ちょっと多かったかもしれません。
        首部分(葉と球の境目)より、葉が成長しすぎな感じです。
        玉ねぎの球の大きさは首の太さで決まります。

        葉の色は申し分ない「濃い緑」なのですが・・・。なかなか難しいです。

        ついでに殺菌剤も散布しています。ベト病予防です。
        前回、3月に散布したのは予防薬。今回は殺菌剤。
        予防薬、殺菌剤、そして殺虫剤。それぞれを混同しないよう、また使用回数も必ず守って使ってください。農薬は正しく安全に使えば何の問題もありません。


        【ソラマメ】

        「ソラマメは初めて作る」とブログに書いてから、多くの利用者さんからご教示頂いております。ありがとうございます。
        皆さんから共通して言われるのが、「ほったらかし過ぎ」ということです。すみません。



        いつの間にかわき芽がわんさか増え、花も咲いています。(銀マルチは見切りをつけて外しています)

        少し脱線しますが、ソラマメの花。



        ソラマメをはじめ、マメ科の花。この特徴的な形を「蝶型」とかいったりします。
        このマメ科には、特にアブラムシが着きやすいとされます。
        雑草にもマメ科はあります。
        もし雑草の中にこの蝶型の花を見かけたら、アブラムシの発生源になりますので処分してください。


        さて戻ります。
        利用者さんに教えてもらいながら、わき芽かき(枝かき)と追肥と土寄せを行いました。



        枝は5〜6本だけ残して、あとはハサミで根元から切ってしまいます。
        ついでに化成肥料をパラパラっと撒いて、ついでに土寄せ。

        見た目にもすっきりしました。



        マメ類は花が咲く頃に水を欲しがります。
        こんなことは滅多にしませんが、ジョウロで水を撒いておきました。
        共同農具のジョウロ、久しぶりに使いました。


        モデル園の近況

        2019.04.14 Sunday

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          晴耕雨読、もとい晴耕雨「耕」といったこの頃です。



          5月に入れば田植えが始まってしまいます。
          耕しても耕しても間に合う気がしません。えらいこっちゃです。

          しかしそんな状況でも花見には顔を出します。



          そんなわけでこんばんは。酔っ払い2号です。


          下佐曽利ではソメイヨシノが満開になり、同時に菜の花の見頃でもあります。

          こちらは白菜がトウ立ちした菜の花。



          こちらは大根がトウ立ちした菜の花。白菜と同じアブラナ科でも大根の花は白や薄紫。



          そしてこちらは菜種油を搾る用の菜種の花。



          下佐曽利組合では菜種油を生産していますが、ここ3年ほどは畑が水没してしまったりと失敗続きでした。
          今年は排水対策を講じたので、少しは収穫できそうです。

          来年は栽培量を増やして、菜種油生産を再開できればと考えています。



          どうぞご贔屓に。

          と言いたいところですが、世間では菜種油の需要はあまり高くありません。
          独特の風味がありますし、常用油にはなりにくい存在です。

          どなたか菜種油を使ったレシピを考えてください。お願いします。


          ではモデル園の近況です。
          近頃なかなかモデル園に手をかけられていません。すみません。

          隙を見てジャガイモを植えました。

          どの品種にしようか悩みましたが、農園利用者さんにオススメしてもらった「アンデス赤」を育ててみます。



          さて、ジャガイモ栽培をする上でよく耳にする「そうか病」。
          皮が固くなって食感が悪くなってしまう病気です。
          食べても人体に害はありませんが、キタアカリなどの皮ごと食べると美味しい品種では発病を避けたいところです。

          発病する主な原因は、
          1、土壌のpH(ペーハー)がアルカリ寄りである。(pH6.5以上で多発します)
          2、堆肥が多すぎる。
          とされています。(他には異常気象並みの高温&乾燥や連作障害)

          年間を通していろんな野菜を作り続けていると、石灰の使用頻度も増え、pHはだんだん高くなって(アルカリ寄り)いきます。
          おそらく、みなさんの畑でもpH6.5前後かと思います。
          このpHを酸性寄り(6以下)に戻すために、堆肥を大量に混ぜればどうか?と質問いただくことがありますが、2の通りむしろ逆効果です。
          一度アルカリ寄りになってしまった土壌を酸性に戻すのはなかなか難しいのです。
          ジャガイモの土づくりの際は、石灰を入れない、そして堆肥を入れ過ぎないようにします。

          さらに春ジャガイモは種芋を切って、切り口の腐敗防止に灰(草木灰)をまぶして植える方法がメジャーかと思います。
          この灰(草木灰)というのもアルカリ性資材の代表的なものです。腐敗防止には効果があっても、そうか病の発生を助長することになります。

          そこで、灰の代わりに専用の腐敗防止剤を使います。
          たいていのホームセンターで売られています。
          灰と同じように腐敗防止効果があり、他にも発芽促進や芋の肥大効果を付加した商品もあります。
          最大の利点は、やや酸性寄りに調整してある資材であるということです。

          これを灰と同じように切り口にまぶし、さらに植穴にも少し撒いておきます。



          発芽していない種芋を植えたのでなかなか芽が顔を出しそうにありませんが、気長に待ってみます。
          地温も上がってきましたので、そのうち出てくるはずです。




          続いて空豆。



          どうも成長が遅いなと思っていましたが、生長点(枝の先端)にアブラムシがびっしり着いていました。
          利用者さんが言っていた通りです。空豆はアブラムシが着きやすい。

          殺虫剤を散布しておきます。
          そして銀マルチは二度と買わないことにします。


          春の雑草処理

          2019.04.07 Sunday

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            こんばんは。スタッフ2号です。

            新年度一発目の週末はかなり暖かくなりました。

            山間部の下佐曽利でも20度を超えたようです。
            愛車のオープンカー(トラクター)でドライブしても寒くありません。



            ソメイヨシノも例年よりかなり早く開花し、



            冬キャベツの収穫も終わり、



            ・・・もとい、最後まで収穫して終わらせたかったのですが、今季の冬キャベツの価格を考えると心が折れてしまいます。
            もう収穫はやめてキャベツごと耕してしまおうかと思いましたが、せっかくなので利用者さんをお誘いして「キャベツ狩り」を開催してみました。



            いちご狩り、ブドウ狩りはどこにでもありますが、キャベツ狩りにはなかなか出会えないのではないでしょうか。

            想定以上に多くの方にお越しいただき、畑7枚分のキャベツがきれいに無くなりました。
            一週間ぶっ続けでお好み焼きができるくらいはお持ち帰りいただけたかと思います。
            ありがとうございます。助かりました。


            この後は早生(わせ・早稲)の「黒枝豆」を育てます。
            例年通り「丹波黒」も栽培しますが、丹波黒の収穫は秋。
            ビールのおつまみとしての絶好機を逸する感じです。

            そこで真夏の暑い時期に食べられる早生品種を栽培してみます。

            で、早速耕します。



            後日また肥料を撒いて耕しますが、今回はここに大量の鶏糞を入れてみます。
            とりあえず2トン注文しました。

            世の中には鶏糞をトラクターで散布できる便利な機械があるのですが、下佐曽利にそんなものはありません。
            手で撒くことになります。恐ろしい限りです。


            以上、長くなりましたが本題です。

            キャベツ畑の写真もそうですが、この時期は雑草がなんぼでも生えてきます。
            これから夏野菜栽培に向けた土作りシーズンですが、「耕すとき(又は後)、雑草は取り除いたほうがいいのか?」という質問をいただくことがあります。

            もちろん、丁寧に手で抜いて畑外に処分してあげたほうが愛情のこもった野菜が育つはずです。
            多くの方がそうされていると思います。
            が、農園区画一面分の草抜き&草の処分となるとなかなかの重労働です。

            なにか良い方法はないのか?というのもごもっともなことです。
            そんな方には、「雑草を耕うん機で土中に埋め込んで腐らせる」という方法を提案しています。腐らせるというよりは、正確には微生物に分解してもらうということになります。
            耕うん機で耕しても雑草が地表に露出している状態では微生物に分解してもらえません。しっかりと埋め込むことが大切です。
            地温も上がって微生物の活動も活発になる時期ですので、半月ほどで気にならない程度まで腐ります。

            農園にある小型の耕うん機では、”全ての雑草をきれいに埋め込む”となると厳しいですが、手作業で草抜きするよりは楽になりますので是非どうぞ。


            しかし「やってみたけど、耕せば耕すほど雑草が地表に浮いてきてしまう」という意見もちらほら出ます。

            なかなか難しいです。


            ちょうどお米の田んぼを耕す時期なので、こちらで説明してみます。
            ちょっとでも上手くいくヒントになればと。



            ご覧の通り雑草だらけです。
            この田んぼの雑草を土中に埋め込んでみます。

            で、2種類の耕し方で耕してみました。



            写真の右半分が雑草が浮いてしまったもの。左半分がある程度埋め込めたもの。
            (トラクターは耕うん爪の回転速度を何段階か変速できますが、両方とも同じ速さで耕しています。右半分のほうが荒く耕したように見えるのは雑草の株が土の塊っぽく見えているだけです)

            この左右の耕し方の違いが何かおわかりでしょうか。


            正解は、「耕す深さ」です。
            右半分が浅めに、左半分が深く耕したものです。

            浅く耕すと雑草の量に対して土が少ない、お好み焼きで例えるとキャベツ多めのメリケン粉少なめ。焼き上がりはもちろんキャベツが表面に目立ちます。
            深く耕すと雑草の量に対して土が多くなります。お好み焼きで例え・・・なくてもわかると思いますが。

            そんなわけで、耕うん機で雑草を埋め込む場合は少し深めに耕してみてください。







            モデル園の近況

            2019.03.10 Sunday

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              こんばんは。近ごろ農機具屋巡りを趣味としておりますスタッフ2号です。



              今は小さなトラクターでもキャビン仕様(屋根とドアが付いたもの)が当たり前になってきました。エアコン・ステレオ・ブルートゥース付き、耕運の仕方もタブレット端末で設定するという。
              なんともラグジュアリーな仕様です。
              これなら花粉も気にせず、夏の作業も快適です。

              欲しいですね。
              しかし小型機種ですら高級車並みのお値段。無理です。

              という訳でトラクターは諦めて、耕運機のほうを新調しようかと企んでおります。



              せっかくなので、タイヤとハンドルをカスタムしたり、ギヤ比も調節してもらったりと農機具屋さんに無理難題をぶつけているところです。
              もちろん馬力は一番高いものを。男は馬力で勝負です。


              さて、無駄話は止めにしてモデル園の近況。

              玉ねぎに殺菌薬を散布しました。



              まだ病気が発症している訳ではありませんので、予防目的です。
              (殺菌薬を使用する際は、用法、特に適用回数を必ず守ってください)


              モデル園の玉ねぎにはところどころ成長が悪い株があります。



              これは定植後に根が浮いてしまい、活着が悪かったものです。
              こうなってしまったものはほぼ手遅れです。
              収穫適期になってもピンポン球サイズにしかなりません。(それでも十分食べられますが)

              また根が完全に露出してしまったものは、霜に負けて跡形もなく消えてしまいます。



              こうならない為にも、定植後は小まめに埋め戻しをするようにします。
              サボるとモデル園のようになります。


              さてさて、じゃがいも畝の準備もしました。

              その前に。
              写真は3/9(土)早朝の農園です。





              暖冬といわれていますが、まだまだ霜でガチガチに凍ります。
              霜に負けてしまわないためにも、できれば3月中旬〜下旬の定植をオススメします。

              が、定植が遅くなれば収穫も遅れます。
              じゃがいもの収穫は必ず晴れた日に行うのが鉄則です。雨降りに収穫したり、収穫後に水に濡れてしまうと貯蔵性が悪くなります。一週間ももたずに腐ります。

              3月中旬に定植したものは梅雨時がちょうど収穫適期になってしまいます。

              なんとも上手くいかないものです。

              モデル園は3月末に定植し、梅雨前に早掘りすることにします。
              芋が十分に肥大するまで待ちたいところですが、下佐曽利の気候では遅植えにして早掘りするのが失敗するリスクが少ないかと思います。



              あと、じゃがいもにシルバーマルチを使ってもよいか?との質問がありました。

              銀色のマルチシートは害虫避け(特にアブラムシ避け)に効果があるとされています。
              じゃがいも栽培にぴったりと思われがちですが、

              【黒マルチ】
              ・日光を吸収して地温を上げる

              【銀マルチ】
              ・日光を反射して地温上昇を抑制する

              という大きな違いがあります。
              じゃがいも栽培には地温の高さが重要になります。
              黒マルチで地温を上げてやる方法が主流です。




              ついでにご報告。
              大変お待たせしました。

              壊れていた区画番地札、新しくしました。



              耕運機で番地札ごと耕してしまうということが頻発しております。
              私もよくマルチシートのピンなどを耕してしまうことがあります。
              ご注意くださいませ。




              耕運機(管理機)に培土器を取り付けました

              2019.02.27 Wednesday

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                こんばんは。スタッフ2号です。

                下佐曽利はキャベツ収穫のピークです。



                このキャベツは「餃子一日百万個」でお馴染みの某店へ出荷され、一日百万個の餃子のうちの何個かになります。
                明日の昼ごはん晩ごはんは是非某店へどうぞ。

                ・・・餃子一日百万個は何十年も前のCMです。今は餃子一日何万個なのかは知りません。


                さて、冬野菜の収穫が終われば畑を耕すシーズンです。
                そこで畑を耕すのに便利な、また以前からご要望もいただいておりました、耕運機の「培土器(機)」を用意しました。



                培土器とか、畝立て器とか、谷上げとか呼んだりしますが、要は耕運機で簡単に畝を立てるためのパーツです。
                私は「谷上げ」と呼ぶことが多いです。
                普段、みなさんに説明する際も「谷上げ」と呼びますので、脳内翻訳をお願いします。

                使い方は、
                まず谷上げを装着せずに畑を耕します。



                谷上げで上手く畝を立てるための前準備として、
                ・土を柔らかく砕いておく
                ・耕運機のタイヤが轍にハマらないように平らにしておく(古い畝の跡を潰す感じ)
                そして、
                ・作業は土が乾いているときに行う
                ことが大切です。

                あとは谷上げを装着して耕すだけ。



                大きなトラクターから小さな耕運機まで、畝を真っ直ぐ立てるためのコツは、視線を真っ直ぐ前方に向けることです。
                どうしても足下を見てしまいがちですが、そうすると間違いなく曲がります。

                曲がった畝はマルチが張りにくかったり、支柱が立てにくかったりと、後々後悔することになります。
                なるべく真っ直ぐな畝を立てましょう。



                大きなトラクターで畝を立てる際は、谷を上げる(溝を掘る)と同時に土を押さえつけることにより、整形された畝を立てることができます。



                が、小さな耕運機で立てた畝はあくまでも簡易的なものです。
                鍬やレーキを使った手直しが必要になります。

                天板を平らに均したり、法面をちょっと叩いて固めてやったり、手直しをして完成です。



                取り扱いに馴れるまでは少し難しいかもしれませんが、馴れれば手作業の畝立てよりはるかに楽チンです。
                ただし、装着からセッティングまでがちょっとややこしい機械です。初めてご使用の際にはスタッフまでご連絡ください。
                ご遠慮なくお願い致します。
                08056380831(南)
                近日中に使い方講習会も開く予定です。
                よければご参加ください。


                あと、一輪車のタイヤも交換しました。



                開園から8年間、一度も交換しておりませんでした。申し訳ございません。

                新しいタイヤはオシャレに黄色。




                暖かくなると同時に、雨も多い季節です。
                「春に三日の晴れはなし」と言われます。
                春の土作りは余裕をもって計画的に!

                モデル園の近況

                2019.02.19 Tuesday

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                  こんばんは。杉花粉を感じはじめました。スタッフ2号です。

                  さて、早い人はぼちぼちジャガイモを植える時期かと思います。早い店だと1月末頃から種芋が売られるようです。
                  どうしても焦ってしまいがちですが、下佐曽利の朝晩はまだまだ冷え込みます。まだまだ氷点下。まだまだ霜でガチガチに凍ります。
                  深めに植えるか、3月中頃まで待つか、せっかく植えた種芋が凍ってしまわないようにご注意ください。

                  モデル園もキャベツを処分してジャガイモの準備でもしておきます。





                  キャベツの葉が赤くなる原因。
                  ひとつは寒さに当たって変色したもの。葉が凍らないよう、キャベツ自身が糖分を作り出して凝固点を下げます。この過程で葉が変色してきます。まぁ、甘みが強くなってきたことを知らせるサインみたいなものです。
                  もうひとつは肥料切れのサイン。
                  特にリン酸が足りなくなると変色してきます。リン酸不足で気温が上がるとトウ立ちしやすくなると言われます。
                  寒さのせいだと思って放置しておくと、一気に花が咲いてしまうこともあるのでご注意です。
                  赤くなったものは暖かくなる前に収穫しましょう。

                  収穫後は堆肥を混ぜて耕しておきます。土が乾きやすいように簡易の畦も立てておきます。



                  モデル園のジャガイモは3月末頃に植える予定です。浅植えにするので、しっかり地温が上がる頃まで待つことにします。


                  さて、玉ねぎの追肥も行いました。



                  12月の定植から見た目は殆ど変わっていませんが、冬の間は主に根っこが張る時期、暖かくなるこれからが葉が成長する時期です。
                  小さくても焦りません。
                  暖かくなりはじめ、葉が成長する時期に合わせて追肥を行います。



                  めんどくさいですが、追肥の前には雑草を抜きます。めんどくさいです。



                  化成肥料を使う場合はパラパラっと、一株に一摘まみほど。追肥回数も1回で充分です。
                  追肥は遅くとも3月いっぱいまで。4月以降の追肥は球の肥大不足(葉っぱばっかり大きくなる)の原因となります。

                  また、気温が上がって雨が増えると病気にも感染しやすくなります。
                  今月末にでも予防薬を散布しておきます。


                  続いて空豆。

                  今回も利用者さんに管理方法を教えてもらいました。



                  脇芽が増えてきたら主枝を摘芯してやるそうです。

                  主枝、主幹とか主軸とか言いますが、まぁ種から一番はじめに伸びてきた枝のことです。
                  周りの脇芽(新芽)と比べると葉の色が薄いのですぐにわかります。

                  これを思いきって株元から切ってしまいます。



                  主枝に行く栄養を脇芽に回してやるためです。空豆はこの脇芽から収穫することになります。

                  そんなわけで、摘芯していたところ別の利用者さんから「今は主枝の先端だけを切っておいて、株元から切るのはもう少し気温が上がってからにしたほうがいいよ」と教えていただきました。
                  切り口から凍って、根がやられることがあるようです。

                  そういうリスクもあるのですね。
                  アドバイスありがとうございます。



                  ちょっと焦りすぎたというわけです。
                  たぶん大丈夫でしょう!

                  このあとは追肥をするのか、また土寄せもしたほうが良いような気もします。
                  利用者さんに聞くのを忘れました。

                  豆類の追肥は大豆タイプとえんどう豆タイプで方法が変わってきます。
                  前者は土寄せのタイミングで追肥、後者は花が咲く頃に追肥が基本です。

                  とりあえず花が咲くまで待ってみます。

                  土づくり

                  2019.02.08 Friday

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                    こんばんは。

                    先日ちょっくら日本海側のとある豪雪地帯に行って参りました。

                    今年は暖冬と言われていますが、それでも田んぼは雪だらけです。



                    この雪が溶けるともちろん田んぼは水浸し。それが乾くまでは耕せません。
                    大変な場所です。
                    まぁこういう土地では、米よりも他の作物が有名だったりしますが。



                    そんなわけで、うどんよりも蕎麦派です。スタッフ2号です。


                    さて、まだまだ厳しい冷え込みは続きそうですが、気温の高い日もちらほらしはじめました。
                    ぼちぼち冬野菜には厳しい季節になってきます。

                    モデル園の太ネギも限界です。これ以上気温が上がると腐ります。急いで収穫です。




                    さてさて、収穫が終われば次の野菜に向けた土づくりがはじまります。

                    そこで、今回は土づくりについて無責任に呟いてみます。


                    年間を通していろんな野菜を作っていると、土の中には特定の肥料成分ばかりが残っていたり、逆に不足していたり、また病気の菌や害虫の卵が残っていたり。
                    簡単に言うと、土の中の栄養分や微生物や病気の菌やらの世界のバランスが崩れていきます。
                    このバランスが崩れたまま繰り返し野菜を作っていくと、いわゆる「連作障害」が発生する原因にもなります。

                    暖かくなると微生物の活動も活発になります。
                    微生物が活動しやすい環境に整えてやって、狂ったバランスを修正してもらえたらラッキーという具合です。

                    そのために、
                    その1【土は深く耕す】
                    野菜を作り続けていく中で、畑の上層と下層では微生物の生態系に偏りが出ます。特に下層では、水捌けが悪かったり酸素が不足したりでどんどん悪い土になっていきます。
                    そこで、畑を深く耕して、上層と下層をしっかりと混ぜてやります。



                    農園の場合はあまり深く耕し過ぎると赤土が出てきますのでご注意を。赤土が出てこない程度の深さまで耕してください。

                    また、上層と下層の土をごっそりひっくり返してしまうのも効果的です。
                    これを「天地返し」と言います。

                    実践されている方がいらっしゃいましたので紹介します。



                    こちらはおそらくスコップで掘り返されたものです。
                    このように、下層を地表に出してやると、土が乾燥し、また凍結しを繰り返して微生物の活動が活発になります。
                    これを「乾土効果」と言います。

                    これからの時期はそれほど凍結しませんが、霜が降りたのを乾燥させるだけでも十分効果があります。


                    その2【水捌けを確保して土を乾かす】
                    米を作る水田と野菜を作る畑では、働いてもらいたい微生物が少し違います。
                    乾土効果の考え方も少し変わってきます。

                    田んぼ場合は若干水を貯めたりしますが、畑の場合はできるだけ乾かします。
                    土が乾きやすいよう、簡単に畦を立てておきます。



                    野菜を育てるための畦ではありませんので、おおざっぱにテキトーでOKです。

                    以上、これだけです。
                    土づくりにはいろんな方法があります。
                    あまり持論を出し過ぎると宗教戦争に発展しかねませんので、今回はこのへんで。

                    冬キャベツ

                    2019.01.26 Saturday

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                      こんばんは。
                      やたらと評判のボヘミアンラプソディを観てまいりました。
                      おかげで農作業中は頭の中をクイーンの曲がひたすら流れておりますスタッフ2号です。


                      さて、利用者さんからキャベツの「1回追肥」と「2回追肥」では大きさにどれくらい差が出ますか?とのご質問をいただきました。
                      どうやらモデル園を参考に、1回追肥にされたようですが…、
                      思うように大きくならないとのことです。
                      すみません。
                      モデルにならないモデル園です。

                      追肥回数も大きさを決める要因のひとつです。



                      左がモデル園、右が下佐曽利組合のキャベツです。
                      モデル園は1回追肥、組合は2回追肥。
                      (一般的には2回追肥が基本とされています。1回追肥は肥料切れを起こすリスクもあります)

                      企業秘密的な面もありますので詳しくは言えませんが、モデル園と組合の畑では使っている肥料もビミョーに違います。(苗、定植日、株間は全く同じです)

                      まぁ、大きさを決める要因の2〜3割は追肥回数にあるというくらいでしょうか。
                      当然、土の状態(堆肥がしっかり効いているか)、日当たりと気温、雨の量、あらゆるものが影響します。

                      私個人的には肥料は少なめに少なめにと考えています。利用者さんから肥料の使い方のご質問をいただいた際も、かなり少なめの量を提案しております。肥料会社に怒られそうですが。

                      肥料は量よりも、施すタイミング。
                      冬キャベツは葉が巻くまでに暖かいうちに追肥!冬場の追肥は効果なし!と言いきっておきます。

                      ちなみに、1回追肥のモデル園も充分な大きさに育ちます。



                      大きければ美味しいということはありません。
                      小さくても、中がぎっしり詰まっていれば良いのです。